クマ取り・たるみ取り治療
美容外科スタッフの本音トーク
私が受けるならこの手術
現役美容外科スタッフに聞いた「自身がおすすめするクマ取り治療」。初心者に適しているクマ取り治療や治療方法の決め方を伺いました。
まずは、医師の診察を受ける
インタビュアー
目の下のクマ取りで、おすすめの治療はどんなものでしょうか?
まひるさん
「経結膜脱脂」か「ハムラ法」をおすすめしているクリニックが多いですね。クマのタイプは様々で、中には1500以上の症状に分けている医師もいるほどです。「自分のクマのタイプはこれだ」と思っても、実際診察を受けてみたら違った!なんてことも...
kimikoさん
原因によって治療法が変わるので、きちんと医師の診察を受けて選んだほうが良いと思います。「あなたのクマの原因はコレ」「おすすめの治療はコレ」「オプションにはコレがおすすめ」みたいな感じで提案をしてくれると、より自分にあった治療法が見つかりそう。
ユカさん
脱脂だけでキレイに改善されるクマか、脂肪注入も必要かは自分で判断できないですよね。どの治療法を組み合わせるか、しっかり症状を見てもらって医師の判断に任せた方が良いですね。
膨らみがないならヒアルロン酸注入
インタビュアー
ユカさん
クマが気になり始めたばかりならヒアルロン酸注入を試してみるのがいいかも。ヒアルロン酸は切らない治療だし腫れる心配も少なくて、気軽に受けられるのが魅力だと思います。20代など比較的若い人でも受けやすい治療です。
kimikoさん
ヒアルロン酸は基本的に数ヵ月ほどで体内に吸収されるので、持続期間は長くはないけど、分解できるというのがポイントです。ヒアルロン酸は分解できる注射なので、いざというとき対処法があることが良いですね。
まひるさん
私も目の下のクマ取り治療を受けるならヒアルロン酸が入り口かなと思います。涙袋より膨らみが小さい場合は、脱脂をしなくてもヒアルロン酸注入でクマは改善される場合が多いです。
経結膜脱脂+脂肪注入もおすすめ
インタビュアー
それでは、ヒアルロン酸注入以外で、やってみたい治療はありますか?
ユカさん
経結膜脱脂+脂肪注入がおすすめ。目の下のふくらみの根本原因がなくなるっていうのが魅力。脱脂だけ受けるっていう人もいるけど、窪むリスクがあるから脂肪注入も合わせた方が良いと思います。
kimikoさん
経結膜脱脂術は皮膚表面を切らないところが良いところ。傷跡も見えないし、もしもの時は再手術もできるから安心。あとやっぱり脂肪注入はやったほうがキレイに仕上がります。
まひるさん
脂肪注入に使う脂肪は、自分の体から取った脂肪だから体にも安全ですね。脂肪はだいたい60%くらいの生着率なんだけど、ピュアグラフトを使った脂肪の生着率は約90%!より長持ちするから人気があります。
切るクマ取りはリスクも大きい
インタビュアー
効果を重視するなら切るクマ取り治療が良いと聞きますが、実際にやってみたいと思いますか?
ユカさん
皮膚のたるみやシワが強かったりする人は、目の下の余分な皮膚を切る治療もありかも。加齢が進むと、切らない治療だと効果が出なかったりするから。でも切る治療を選ぶ人は60代以上の人がほとんどかな。
kimikoさん
持続期間で言うならメスを使う切るクマ取りに勝るものはないけど、リスクや治療後の痛み、ダウンタイムを考えると躊躇しますよね。というか、そこまで進行する前に、ケアしていけたらなと思います。
まひるさん
切る治療は再手術も難しいから、若い方にはおすすめしません。切る治療じゃなくても持続期間が長いものもありますし、やはり医師にクマのタイプをちゃんと判断してもらって、自分に合った治療をしてもらうのが1番です。切る治療を提案されたら、リスクはちゃんと理解しておいた方がいいですね。
Graceful編集部からひとこと
医師の意見を聞き、適切な治療を
3人の意見が一致していたのは「素人判断で治療を決めるのはNG」「経結膜脱脂には脂肪注入を組み合わせた方がいい」「切る治療はリスクも大きい」という点でした。さらに、しっかりと話を聞いてくれて、目の下のクマの原因を特定して治療を提案をしてくれる医師を選ぶことが重要なのだそう。